三宮のタワーマンションの高層階は、眺望や開放感から人気があります。一方で、高層階ならではの注意点もあります。
とくに確かめておきたいのが、エレベーター、停電・断水のとき、地震の揺れの3つです。どれも内見のときや契約前に質問すれば確認できることばかりです。
この記事では、タワーマンション賃貸の高層階を選ぶ前に確かめておきたいことをまとめました。
エレベーターの台数と朝の混み具合
高層階に住むと、毎日の移動はエレベーターが中心になります。建物の戸数に対してエレベーターの台数が少ないと、通勤時間帯に待ち時間が長くなることがあります。
確かめ方
内見のときに、エレベーターの台数と、高層階用・低層階用に分かれているかを聞いてみましょう。可能であれば、平日の朝の時間帯に一度エントランスへ行ってみると、実際の混み具合が分かります。
エレベーターの点検日や、引っ越しで使うときのルール(予約制かどうか、養生が必要か)も、入居前に確認しておくと安心です。
駐車場と駐輪場の出入り
車や自転車を使う方は、駐車場や駐輪場から部屋までの動線も確認しておきましょう。機械式の駐車場は、出し入れに時間がかかることがあります。また、駐輪場が地下や離れた場所にある建物もあります。毎日使うものなので、実際に出し入れする場面を想像して確かめておくことが大切です。
ごみ出しや宅配の動線
ごみ置き場が1階にしかない建物もあれば、各階にごみ置き場がある建物もあります。宅配ボックスの位置も含めて、毎日の動線を想像しながら確認しておきましょう。
停電・断水のときに高層階で起きること
停電が起きると、エレベーターは止まります。非常用の電源を備えている建物もありますが、どこまで動くかは建物ごとに違います。高層階に住む場合、停電中は階段で上り下りすることになる可能性があります。
水が出なくなる可能性
多くのマンションでは、ポンプで水を上の階まで送っています。停電でポンプが止まると、建物によっては水道が使えなくなることがあります。どのような仕組みになっているかは、管理会社に確認しておきましょう。
高層階で備えておきたいもの
停電や断水に備えて、飲み水、簡易トイレ、懐中電灯、モバイルバッテリーなどを用意しておくと安心です。エレベーターが止まると買い物に行くのも大変になるため、低層階に住むとき以上に、数日分の備えが役立ちます。
管理会社に聞いておきたいこと
停電や断水への備えは、建物ごとに違います。入居前に、次のようなことを管理会社に確認しておくと安心です。
・停電のとき、エレベーターや給水ポンプはどうなるか
・非常用の電源や備蓄はあるか
・災害のときの連絡方法(掲示・アプリなど)
分からないことは、仲介する不動産会社を通じて確認することもできます。
長周期地震動と高層階の揺れ
気象庁によると、長周期地震動とは、大きな地震のときに生じる「周期の長いゆっくりとした大きな揺れ」のことです。高い建物はもともと揺れの周期が長いため、長周期地震動と周期が合うと共振して、建物が大きく揺れます。また、高層階のほうがより大きく揺れる傾向があるとされています。
気象庁は、高層ビルでの揺れの大きさを4つの段階で表す「長周期地震動階級」を発表しています。
賃貸でもできる揺れへの備え
長周期地震動では、家具や家電が倒れたり、大きく移動したりすることがあります。賃貸でも、次のような対策ならしやすいでしょう。
・背の高い家具は、寝る場所やドアの近くに置かない
・突っ張り棒や滑り止めマットで家具を固定する
・テレビやパソコンは粘着マットで固定する
壁に穴をあけるような固定は、契約上の扱いを管理会社に確認してから行いましょう。
揺れたときの過ごし方を決めておく
大きな揺れのあと、エレベーターは安全の確認ができるまで止まることがあります。高層階に住む場合は、揺れがおさまったあとに無理に外へ出ようとせず、部屋の中で安全を確保しながら情報を集める、という過ごし方も考えておきましょう。
神戸市の防災情報やハザードマップも、入居前に一度確認しておくことをおすすめします。
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